充填断熱工法は、壁や天井の中にグラスウールやロックウールなどの繊維系断熱材を充填する方法です。 (セルロースファイバーやプラスチック系断熱材と合板などが一体となった「パネル工法」も含む) 充填断熱工法の1番のメリットはトータルコストが安いこと。ただし、木材と取り合う部分が多く、すき間ができやすくなるので注意が必要となります。冬になると、壁の内側と外側で約20℃の温度差が生じます。 外張り断熱工法は、壁や屋根の外側から主にプラスチック系の断熱材を施工する方法です。 すき間ができにくいので結露しにくい、「充填断熱工法」の断熱材部分を、棚や収納として活用できるというメリットがあります。コストは充填断熱工法に比べ割高になりますが、室内外の温度差が少ないので、木材に余計なストレスを与えません。よって、構造体を常にベストなコンディションに保つことができます。
持続可能な地球環境のため、建物のライフサイクルを通して環境対策に取り組んでいます。建物の省エネルギー性はもちろん、材料自体の環境性能を高め、長命で資産価値の高いサスティナブル建築の実現に貢献しています。
※ 熱伝導率 0.021W/(m・k)
ボード自体の強度が高い!
アルミ箔面材を一体成型した専用断熱材「キューワンボードRZ/外張り」を垂木の上に施工します。ボード自体の強度が高く、踏み抜き防止のための下地合板が不要です。
類をみない高性能断熱材!
アルミ箔面材を一体成型した専用断熱材「キューワンボード外張り」を躯体の外側に施工します。全ての目地部を気密テープで目地処理して、熱橋(ヒートブリッジ)による熱損失を抑えます。熱の伝わり方である伝導・対流はもちろんのこと、輻射も止めることができる断熱材は他に類をみない高性能断熱材です。
結露も防ぐ床下からの徹底断熱!
土間を防湿し、基礎の内側に「キューワンボード」を施工します。床下の断熱・気密性が格段に向上することで、温湿度環境が安定し、不快な床下からのすきま風や結露を防ぎます。(床下通気は夏場の逆転結露を発生させます)